農林水産省は今月15日現在、稲の生育は概ね順調に推移しているという評価を公表。これについて小泉農水大臣は「概ね順調という状況まで来たことは良かった」としたうえで、見通しどおりであればまとまった量の新米が出回ることになり小売価格の安定につながるという認識を示した。一方今後増産でコメ価格が下がった場合、生産者への支援策について、基盤整備を充実させより少ない農家の数でも農地農村が回っていくようにすること。ばらまいてその財源は土地改良を切るということは絶対やらないと述べた。農地の大区画化などに必要な予算確保のためにも農地へ一律に支援する方法は採用しない考えを示した。