元農林水産省・事務次官の高木勇樹さんは「令和のコメ騒動の背景には国がこれまでコメの生産量を抑えようとする減反政策を続けてきたことで、コメの需要と供給をコントロールできるという過信があったために成功体験が強い。それゆえに中々軌道修正ができなかった。」ということも語っていたという。伊藤海彦アナは量は確保されている、新米が出てきたら価格が下がるなどの情報があったがことごとく外れた。そこに色んなこだわりがあった可能性はあると話した。世界的にも日本のコメの価格は高い。コメの内外価格差(10月時点)は1kgあたりアメリカ産主食用米が151円、国産米が626円で4.1倍と非常に高い。背景には日本のコメ作りの高コスト体質がある。日本は農地が点在しているため、生産効率が上げられない。戦前は地主が小作人を使って農業を行っていた。戦後の農地改革で小規模な農家でも自分の土地でコメを作ることができるようになった。それが農地集約の足かせになっているという。
