JAが集めたコメが一般の消費者に届くまでに多くて5次問屋まであるというが、それぞれ何をやっているのか。元JA全中常務理事・福間莞爾は「問屋は精米、保管、梱包、輸送という4つの機能がある。今までも一般的には3次問屋まであった。」と説明。古市憲寿は「それぞれの問屋が利益を上げると、結果的に農家に入る利益が減っている。直接取り引きであれば農家にもっとお金が入るのではないか。」と意見を述べた。福間は「コメの不足があって4次、5次問屋という概念が生まれている」と説明。社会起業家・石山アンジュは「これだけ生産価格と販売価格にギャップがある食品はコメだけだと思う。流通の問題が原因のひとつではないか。」と意見を述べた。