小泉進次郎農水大臣は「収穫量・作付面積・民間在庫量のいずれにおいても近年で最大の水準となります」と述べた。先程発表された今年のコメの収穫予想は、前年比+68万5000トンで2017年以来過去最高となる見込み。新米シーズンまで尾を引いてきた令和の米騒動はついに収束するのか。金沢米穀販売の金澤富夫代表は「ある意味 経済原則で言ったら変 お米が余っているのに安くならないで高い」と指摘する。実際にコメの平均価格は5キロで4205円。3週連続低下も4200円台の高値が続く。なぜ価格が下がらないのか。JAと集荷業者間での激しい競争が背景にある。金澤富夫代表はJAが集荷率を上げたいということで概算金を高く提示しすぎてしまったんじゃないかと思う、本当の需給バランスを反映していないのが残念だとした。農水省幹部は、おそらく春先までは価格はこのままだろうとコメント。