アメリカのFRBは20日、FOMCを開き、政策金利の誘導目標は5.25%~5.5%の間で据え置いた。市場予想を上回った1月・2月のインフレ指標に懸念を示したものの、「過度な系会は不要」との見方を強調した。また、同時に公表された政策金利見通しの中央値は今年の年末時点を全開と変わらず4.6%とし、年内3回の利下げ見通しを維持した。一方で今年10-12月期の実質GDP成長率の見通しは2.1%と前回の1.4%から大幅に引き上げ、「強い経済活動が続く」との認識を示した。また、もう1つの焦点となっていた量的引き締めのペース減速は「そう遠くない時期に始まる」としたものの、具体的な時期の言及は避けた。