鈴木さんはFOMCの結果について「9月の利下げがあるかどうかが市場の関心でもある。明確には決めてないということになっているが、議長が記者会見で発言した内容は9月の利下げを可能性として残す方向に動いたとみている。いま経済は減速しているが雇用がいいといい続けている。2人の理事が反対したことは珍事で、1993年以来の出来事。本来FRB議長は自分の言う事を政策としてFOMCと委員会を通すために理事を結束させるが、それがなされなかった。クグラー理事がきょう欠席しているが、理由は明らかにされていないものの過去の慣例で言うと理事が辞める前の最後のFOMCは出ない。ひょっとしたら来年1月の任期の前にクグラー理事が辞めてしまうのではないか。そこに次の議長含みのトランプチルドレンとなる理事が送り込まれるのではないかという見方もできる。」などと話した。