テーマは「アメリカ 利上げバイアス終了が近づく」。来週のFOMCに関しては、利上げスキップが確実だという。パウエル議長の発言の変化からも確実に言えるという。11月9日に「十分な制限的な金融政策スタンスを達成できたという自信がない」と言い、12月1日には「政策金利はかなり制限的な領域に移行した」と述べたと紹介された。現在のフォワードガイダンスを確認すると、政策金利に関して「追加的な政策引き締めの程度を決定する」としている。パウエル議長は12月1日に「引き締め不足と引き締めすぎのリスクは一段とバランスがとれてきている」と話しているという。FRBの金融政策は、リーマン前に酷似していると谷さんは話した。さらに、「ここから3か月以内に政策を中立的なガイダンスに変更するように思える」という。