FRB(連邦準備制度理事会)は29日、ベージュブック(地区連銀経済報告)を発表。米国の経済活動が4月上旬以降「拡大を続けた」との見方を示した。ただ大多数の地区で値上げを受けた消費者の買い控えが広がり、小売り業界では客寄せのために値引きを行っていると指摘。一部の地区では、企業が採用計画を縮小する動きも見られた。企業の経済見通しは「やや悲観的」となっていて、「先行き不透明感や下振れリスクへの懸念が高まっている」と報告している。
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