きょうの為替相場について、ふくおかフィナンシャルグループ・佐々木融さんがスタジオで解説。予想レンジは、143.00円~145.00円。7月のJOLTS(求人件数)が予想を下回り、円高ドル安になっていて、きょうドル円は上値が重い展開になるのでは。注目ポイントは、「来年のFRB(連邦準備制度理事会)利下げ期待」とし、今年の年末までに100bp(1%ポイント程度)の利下げが織り込まれているよう。それにより、ドル円相場が大きく下落した。来年末までに、200bp以上利下げを織り込んでる。25ベースの利下げ期待が変化すると、ドル円相場が5円ほど動く。アメリカの金利低下でドル円下落が説明できる状況。アメリカ経済は底堅い動きとなっており、利下げ期待が後退し、ドル円のサポートになるのではと思ってる。アメリカの経済が景気後退しなければ、200bpも利下げしないだろう。