田中さんの注目はFOMCの議事録。「彼ら自身、年内に1回くらい利下げかなというところに目線を置いていると思うが仮置きくらいの感じ、市場はFRBの発言に注目するが彼らも分かっていないということが現状認識で重要だと思っている。相場が動いている力学と、力学の結果として情報解釈することを区別しておかないと現状の相場をとらえられないという認識」などと話した。門田さんの注目はオーストラリアの政策金利。「今回の利下げは織り込み済み、背景は昨年の基調インフレの下ブレ。予想通りに利下げが実施された場合の焦点は追加利下げのペース。市場は今回合わせ3回の利下げを想定しているが、サービスのインフレが強いこと、労働市場が引き締まっていることを踏まえると先行きの利下げに慎重なスタンスを示す可能性もあると考えている。」などと話した。