諸我晃さんは、ドル/円予想レンジ:148.50円~151.00円。今日はトランプ関税の影響を見ながらボラティリティーの高い展開になりそう。夜にはISM非製造業景気指数も発表されるため、経済指標にも注目が集まってくるとのこと。注目ポイントは、「年初来の主要通貨パフォーマンス」。ドルインデックスのグラフが紹介された。アメリカ金利との金利差縮小が、円やユーロの買いを後押ししたと言えそうという。円は低金利通貨としてここ3年ほどは最も弱い通貨になっていたが、日銀の利上げを受けて円金利が上昇し、今年は逆の動きが進んでいる状況だという。年末には政策金利差が3%を割り込む見通しとのこと。ドル円相場は日米金利差の縮小を受け、年末にかけては下落方向で見ている。株価下落によるリスクオフもドル円の上値を抑制してきそう。当面は利益確定のドル円買い戻しが相場の下値を支え、ドル円の下落ペースは緩やかなものになってくるとみていると伝えられた。