米FRB・ウォーシュ新議長は金融政策を決める会合後の記者会見で物価の安定を実現すると強調するとともに、FRBの改革を進める考えを打ち出した。政策金利の据え置きは4会合連続。一方、会合参加者19人のうち、18人が示した見通しでは今年の年末時点の政策金利の中央値が3月の予測から0.4ポイント引き上げられ、3.8%となった。利上げをする場合、1回あたりの引き上げ幅を0.25%とすると、年末までに1回の利上げが行われる計算になり、金融市場ではFRBが年内に利上げを行うのではないかとの観測が強まった。ウォーシュ新議長はFRBのコミュニケーションやインフレの枠組みなど、金融政策の中核となる5分野に特別作業チームを設置すると発表。
