農業は後継者不足の影響もあって生産量は減少傾向にあるという。これまで数多くのビールを届けてきたキリンビールの大谷さんも農業が抱える問題に直面していた。日本産のホップの生産量は10分の1まで減少しているという。このままなにもしなければ日本産ホップの衰退も目の前に見えているという。大谷さんは国産ホップの存続をかけた新たなビジョンを掲げた。今年の10月にクラフトビール事業部が立ち上がったというがみんなと共にこれからの新しいビールの100年をというビジョンを掲げているという。2007年には岩手県遠野市でホップとビールを軸にした街作りをした。生産量減少の課題に貢献している。様々なメーカーやブルワリーが一同に集まるイベントも開催され国産ホップの魅力を知ってもらおうと企業の枠を超えた活動にも取り組んでいる。