村瀬健介は、たしかに結婚あたって姓を変えなくていいという下駄の存在、ほとんどの男性が自覚していないと思う、そのことがこの問題の議論に30年もかかったという背景もあるようにおもう、等とコメントした。日下部は、選択的夫婦別姓はその名の通り選択肢を増やすもので、別姓を強制するものではない、それが日本の文化や家族のあり方を壊すとか持ち出すことで、どっち取るんだという議論になってしまっているなどと指摘していた。山本恵里伽はこの議論には2つの論点があると思っていて1つは実害を被っている人がいるという点、もう一つはアイデンティティの侵害だという点だという。さらに私自身、姓を変えないで結婚したいですし、生来の名前で生涯を終えたいと思っている、これはそんなにわがままなことなのでしょうか、男性女性ともに平等に与えられる権利だと私は感じると述べた。