茨城・水戸市で年明け以降、水道水からカビや土のにおいを感じることがあるという。市内では水が臭いため、水道水で氷がつくれず困っているそば店もある。水戸市によると、苦情や問い合わせがきょう正午時点で約60件寄せられている。原因は30年に1度レベルの少雨。水戸市では先月の降水量が0ミリで、1月として84年ぶりの記録的な少雨になった。水戸市の水道水の源の那珂川の水量は平常時と比べて明らかに少なくなっている。先月、水戸市はホームページで水道水からカビ臭の原因物質が確認されたと発表。那珂川の水位低下で川底に植物プランクトンの一種が発生するとカビ臭の原因物質を放出すると説明している。人体への影響はなく、水道水は飲用として安全に使えるという。先月の降水量は水戸市の他にも関東から九州各地で0ミリ。熊本・天草市では渇水対策本部が開かれ、節水を呼びかけた。天草市にあるダムはカラカラ状態。市内にあるダムの貯水率は半分以下まで落ち込んでいて、市は水道の給水制限などの措置も検討している。気象庁によると、今後1か月程度は雨が少ない状態が続く予想。
