火災からの再建工事が進められている那覇市の首里城正殿で屋根などを整える作業が終わりきょう古式にのっとった形で式典が行われた。今後、瓦ぶきなどが行われ再来年の秋に完成する予定。5年前の火災で焼失した首里城正殿の再建工事では去年の年末に建物の骨格が完成したのに続き、屋根や軒回りを整える作業が終わった。工事を行ってきた宮大工や関係者など合わせて80人が集まって平安時代から伝わる工匠式が行われた。参加者らは正殿の向きや一に誤りがないことを確認した。このあと屋根の1番高いところにつける木材の棟木を綱で引き上げるような動きを行った。首里城正殿はことし夏ごろから瓦ぶきや外壁の塗装が行われ再来年の秋に完成する予定である。