48年前の岐阜・郡上八幡を紹介。越前屋のおばあさん・高橋志ずさんは明治21年生まれ。八幡の町には3つの川が流れていて、どこにいても水音が聞こえる。山から湧き出る水も水路を走り、通りの暮らしに取り入れられている。山水を使った藍染屋は、17軒あったが、今は渡辺庄吉さん1人だけになってしまった。梅雨明けが近づくとおばあさんのお蔵から夏の簾戸を運び出し住まいの衣替えをする。やがて有名な郡上踊りが始まり、町は一層趣を増していくという。400年以上の歴史がある郡上踊りは今年、7月13日から9月7日まで行われる。