およそ200万坪に及ぶ醍醐寺の境内は山麓の下醍醐と山上の上醍醐に分かれている。上醍醐へはおよそ1時間の道のりで山頂付近に点在するお堂の数々があった。聖宝が寺を開く場所を探してこの山へ分け入ったとき、老人の姿をした地主神に出会った。その神様は湧き出る水を飲んで「ああ、醍醐味なるかな」と言った。こうして聖宝はこの山に寺を開くと決めたと伝わっている。醍醐寺は山を修業の場とする修験道の聖地でもある。修験道とは日本古来の山岳信仰と仏教や道教などが融合した日本独自の宗教で修行舎は「山伏」と呼ばれる。
住所: 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
URL: https://www.daigoji.or.jp/
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