栃木・野木町でジャム工房「61+(スワソンテアン)」を営む洋子さんは、規格外品をジャムに変身させている。工房を手伝っている京子さんに農家を紹介してもらっている。東京出身の洋子さんは父親の仕事の関係で国内外様々な土地で暮らした。商社に就職し、電気機器メーカーに勤める正智さんと26歳で結婚。埼玉県で新生活をスタートし、やがて正智さんの両親が暮らしていた野木町に移住した。44歳の時に体調を崩し、正智さんは鍋にたっぷりのミネストローネを作った。夫も思いを感じて元気を取り戻した洋子さんは畑で野菜を栽培し、スープの魅力を伝えるワークショップ「スープ会」を始めた。そんな時に野木町のキウイに出会い、ジャムにしたいと考えた。自宅のキッチンをリフォームしジャム工房「61+(スワソンテアン)」を開いた。