野村証券・岡崎康平が解説。9月の金融政策決定会合で日銀は1.25%への利上げを決めた。市場ではハト派的利上げなのではという受け止め方も根強いが、タカ派的との見方もある。日銀・植田総裁は記者会見で「来月の展望リポートで確認したい」などと発言、2026年度後半から2027年度にかけて「物価の安定の目標」とおおむね整合的な水準となりその後も同程度で推移すると考えられるとしている。今後は基調的物価を安定させ2%にとどめていくというフェーズ、現状程度の利上げペースがしばらく続くとみている。9月会合の主な意見「物価が今後も2%目標と整合的に推移し金融環境(金利・銀行融資・資産市場)が依然緩和的であれば引き続き利上げによって緩和度合いを調整する必要がある」に注目。金融環境を緩和的から中立化し、ゆっくりした利上げに戻る可能性も考えられるという。
