来月行われる自民党総裁選挙。石破氏は、総裁選挙に向けた推薦人20人の確保の状況についてきょう「ほぼめどはつきつつあるが、きちんとした確認作業をやることが必要」と述べ、早ければ週内にも立候補を表明したいという考えを示した。一方、河野デジタル大臣は、地元の吉田茂元総理大臣の邸宅に、親交のある日本駐在の外国の大使らを招き、みずから案内。関係者によると、推薦人確保に向けた働きかけなどを進めているという。また高市経済安全保障担当大臣は、旧ツイッターのXに総裁選挙への立候補に意欲を示すコメントを投稿。前回の総裁選挙に立候補した野田聖子氏。みずからの対応は明らかにしなかったが、今回、10人を超える名前が挙がっている。今回の総裁選挙、党内のほとんどの派閥が解散を決めた中、同じ派閥出身の複数の議員が立候補を目指すケースもある。立候補を目指す議員は出身派閥の議員や政治信条が近い議員を中心に支援を呼びかけていて、推薦人20人の確保に向けた争奪戦が過熱することも予想される。また立憲民主党の代表選は来月7日に告示され、23日に投開票が行われる。立候補が期待される野田元首相は千葉県連の議員から明日立候補の要請を受ける予定。野田元首相は推薦を受けたうえで立候補に関して熟考するとコメントした。立憲民主党の代表選には枝野前代表が立候補を表明、現職の泉代表も再選を目指し立候補の意向を固めている。