ここからは宮崎謙介氏とともに自民党総裁選について伝えていく。すでに小林鷹之前経済安保担当大臣・石破茂元幹事長・河野太郎デジタル大臣・林芳正官房長官・茂木敏充幹事長が出馬を表明し、小泉進次郎元環境大臣と高市早苗経済安保担当大臣が会見を行う予定。青山繁晴参議院議員・加藤勝信元官房長官・上川陽子外務大臣・齋藤健経済産業大臣・野田聖子元総務大臣は現在調整中となっている。宮崎氏は自民党の総裁選史上初の混戦ではないか、これまでの派閥に縛られた政治ではなく個人個人が考える選挙になるのではないかと期待した。立候補には自民党所属議員20人の推薦を受ける必要があり、1回目は国会議員と党員全員で367票ずつ投票を行い、過半数を獲得しなければ国会議員の367票と都道府県連票47票を合わせた決選投票を2人で行うものとなっている。議員票が割れることが予想され、十中八九決選投票となる見込み。宮崎氏は小泉氏は確実に決選投票に進むものと見られ、2番手に注目すべきとしている。石破氏が党員票を集めることが予想されるが、高市氏も有力だとしている。小林氏は若さから注目を集めることが予想される。また、茂木氏は70人の支持を集めているとの情報が聞かれるという。決選投票を巡っては石破氏・河野氏・茂木氏は厳しいと見られ、高市氏・小林氏は小泉氏に勝てる可能性があるという。清原さんは小泉氏は菅前総理の支援を受けることから、それ以外のキングメーカーは対抗側を支援する事はあるのではないかと推測。一方で宮崎氏は岸田政権の側近からは小泉氏を推す動きはあると紹介している。
立憲民主党も代表選を行っている。枝野幸男前代表と野田佳彦元総理が出馬を表明し、小沢一郎氏は野田氏の支援に回る方針。泉健太代表・江田憲司衆院議員・馬淵澄夫元国交大臣・吉田晴美衆院議員は推薦人の確保を進めている。
宮崎氏は派閥政治が残っているという指摘もあるが、若手を中心に危機感を持って自由に動く姿も見られると紹介している。