立憲民主党代表選挙。告示前日のきょう、立憲民主党・泉代表が再選を目指して立候補を表明。推薦人の確保に難航していた泉代表はきょう、ようやく会見で「出馬の環境が整った」と述べ、まず取り上げたのは「裏金問題で国民が不満、怒りを感じている。明確なルール違反。自民党をいったん退場させねばならない。総選挙で政権交代を目指す。その先頭に立つ」と述べた。ほかの野党との連携については「野党が全部一緒になって戦えという声はあるが、それぞれの党で肌合いや考え方が異なる。できる連携はしながら、自民党を上回る議席を獲得するという戦いをして単独政権か、連立政権になるかを考えたい」と述べた。泉代表は衆議院京都3区選出で当選8回。民主党政権では内閣府政務官などを務めた。3年前、衆議院選挙で党が敗北したことを受けて行われた代表選挙で代表に就任。党勢の回復に取り組んできた。会見では立候補の表明が告示の直前になったことについて「立憲民主党の場合現職で引き続き出るパターンは初めてなので異例ではない」と述べた。立憲民主党・泉代表はすでに立候補を表明している2人の先輩議員のもとへ。立憲民主党・枝野前代表は「国民の前で議論することで、党全体に対する信頼や期待を高めることができるように互いに頑張っていきたい」と述べた。野田元総理大臣は泉代表が3人目に名乗りを上げたことについて「いい論戦ができれば。頑張りましょう」と語った。