石破総理はきのう閉会した臨時国会について、塾議の国会になったと振り返った。石破総理は臨時国会について振り返った上で、少数与党として可能な限り幅広い合意形成を図るよう一生懸命努力したと訴えた。野党の求めに応じ28年ぶりに予算案を修正するなど、臨時国会は野党ペースで進んだが、「石破総理は100%じゃなくても一歩でも前に進むことが大事で、それが政治のあるべき姿だ」と強調した。また、会見では石破政権が重視する災害対応や自衛官の処遇改善に向けた法案を来年の通常国会に提出する考えを示した。一方、立憲民主党の野田代表は、「政策活動費の全廃など従来動かなかったテーマが具体的に前進できたことは一定の成果だった」と振り返り、企業・団体献金の禁止や選択的夫婦別姓の導入などの改革を実現していくことで、野党第一党としての存在感を示していきたいと、来年の通常国会に向けた意気込みを語っている。