- 出演者
- 吉村崇(平成ノブシコブシ) ゆめっち(3時のヒロイン) 福田麻貴(3時のヒロイン) かなで(3時のヒロイン) 小木博明 藤牧京介(INI) 宮内ひとみ
今夜のタクうまは衝撃の地元グルメ大連発!
今回前乗りしたのは栃木県小山市。東京から東北新幹線で40分。渡良瀬遊水地など自然豊かな景色が広がる。小山市はラーメン屋が有名とのこと。鶴見ドライバーはオススメの店が複数あるとのこと。焼肉店のラーメンもおいしいとのこと。平日にも関わらず駐車場はパンパン。牛愛は平日でも満席。人気の秘密はとちぎ和牛を使っていること。カルビラーメン専門店もあるとのこと。牛上タン塩は2人前で3410円。
オープニング映像。
タクうまで紹介した絶品グルメが食べられるお取り寄せサイトがオープンした。
2軒目のお店を探す。三四郎の2人は二本松というお店に向かうが閉店時間だった。続いて大きい牛すじ鍋があるという居酒屋えんてんかに向かい取材OKをもらった。地元のお客さんが90%を占める人気の居酒屋。人気の理由は鉄板焼料理。さらに1番人気は「牛すじ肉豆腐」。オーダー率100%の牛すじ肉豆腐は、3時間下茹でしてそこからカットして味を入れる。酒・醤油・みりん・牛の出汁・氷砂糖を入れ、豆腐は栃木産の日光豆腐を使っている。
神奈川県藤沢市の藤沢駅は湘南エリア最大級のターミナル駅。地元一筋50年以上の山口ドライバーに密着する。山口さんは、結婚しても藤沢を離れる人はあまりいないと話し、その後海を案内してもらう。その山口おすすめの店として紹介してもらったのが「魚つる HANARE」。ランチどきは常に満席の超人気店で、1932年創業の鮮魚店「湘南 魚つる」が様々な種類の魚を気軽に楽しんでもらいたいと2019年に開店した。この日選んだのは佐島漁港にあがった太刀魚でその太刀魚をつかった「魚屋の特選刺身定食」や釣りアジを使った「アジフライ定食」が人気。また1番人気の「日替わり御膳」は刺身、揚げ物、煮魚・焼き魚の中から2品を自由に選べる。3種類・7切れ乗った刺身、強火でカリッと焼き上げたトロサバ、エビとイワシの天ぷらがセット。食後に山口さんはお土産としてサバを購入した。
JR武蔵野線の起点駅・府中本町駅は東京競馬場まで徒歩5分で多くの競馬ファンが集まる駅として知られているが、多摩地区最大の府中市場までは車で5分の距離でもある。全国で初めて一般開放された市場として知られ、訪れるお客さんのため多くの飲食店が軒を連ねるようになり今では多摩地区を代表するグルメスポットになっている。元板前に地元民である高寺ドライバーに密着。おすすめとして案内してもらったのは1990年創業のたま家食堂。メインメニューはもつ煮込み定食のみで、その味を求めて多くのお客さんが集まる超人気店。
府中にあるもつ煮込みが人気のたま家食堂は、元々は精肉店として営業しており余った肉の端材を使ったのが始まりとのこと。また店主の大久保武彦さんは日本流の肉の捌き方を教えるために海外を回っていたという。当時の記録映像では内臓の処理をレクチャーしていた。特別にもつ煮込みの仕込みに密着させてもらう。圧力鍋で炊いたもつを普通は炊いてやめるが、洗うことで匂いがしないという。煮込み汁は和牛の脂を使う。また豚足を圧力鍋で煮出してうま味のみを抽出したエキスが美味しさの秘密。そこにニンニク・生姜、みじん切りしたタマネギ、もつを投入。最後に加えるのが2種類の味噌と数種類の調味料で味を整える。15~20年改良を続けて一番いいバランスになったとのこと。現在71歳の大久保さんは朝の仕込み、味の確認、買い出しまで現在も第一線で働いている。
値段・味・ボリュームにこだわったたま家食堂のもつ煮込み定食は、もつ煮込みに豆腐・うずらの卵・ネギ・ゴマを加えじっくり煮込んで完成。ごはん特盛で1000円。また味噌だけでなくカレー味とトマト味の3種類から選べる。
足立区竹ノ塚に超個性ラーメンを発見。昭和の香りが漂う竹ノ塚、そんな場所に地元一筋40年以上の野口ドライバーに密着した。野口さんにとって竹ノ塚のいいところは人情味が厚いところと話す。昔は地域ごとの縄張り意識が強かったという。野口さんは昔清水宏次朗さんが着ていたような学ランやデコチャリを乗っていたという。そんな足立区でオススメの店は、昔ながらの空揚げとオムライス、1番はハンバーグがおいしいという。早速店に到着し取材交渉したが、取材を断られてしまった。
続いてのオススメのお店は、スープが白い味噌ラーメン。どろっとしているのに飲み干せるスープが特徴。野口さんの後輩が営んでいるてつまる。この店はラーメンだけが売りではなくチャーハンや生姜焼きも人気がある。料理人歴が20年以上の店主の佐々木さん。親が中華料理店を営んでおり、鉄鍋の音にもこだわり続けてきた。チャーハンや様々なメニューがある中、竹ノ塚で愛されている白い味噌ラーメンとは。
牛骨、豚骨、鶏ガラの旨みを抽出。そして圧力釜でスープを抽出する。この作業を3回繰り返す。抽出されたスープをミキサーでまぜて、素早くスープを冷やす。1日寝かせたスープはトロトロになる。チャーシューやチャーハンはラーメンとケンカしないようにつくっているという。さらに野菜と甘辛い自家製味噌、スープと合わせ炒める。出来上がったスープと野菜、チャーシューを乗せて完成する。スープはマイルドさが出てコクが有り、後味がスッキリしている。麺はちぢれ麺を使用している。野口さんはスープごと食べきってしまった。
千葉・船橋市のタクシー運転手さんに一番うまい店に連れてってもらった。船橋市在住15年以上の錦織さんは丸よしを紹介。メンチカツなのにあっさりしていることなどがオススメポイントだという。地元民に愛されるお店ながら、店内には有名人のサインがずらりと並んでいた。不動の一番人気は自家製めんちかつ。
これまで、たくさんのタクシー運転手さんに出会ってきた。運転手の数だけ故郷がある。地元を離れ、東京で生きるタクシー運転手さんの忘れられぬ故郷の味を紹介していく。旅の始まりに選んだのは新小岩駅。スタッフはタクシー運転手さんに「今から帰郷しませんか?」と声をかけていった。そして、佐賀県出身の大西さんが帰郷してくれることになった。
タクシー運転手の大西慶和さんと新小岩から佐賀県唐津市まで移動する。伊勢原JCTを通過したが大西さんは佐賀から上京してきた理由に映画俳優を目指していたと語り、その時に俳優の活動と兼ね合いが良かったのがタクシー運転手だったという。そして静岡に入ったが料金は4万円に。
大西さんは鶴田浩二主演の映画に手だけ写ったという。そしてタクシーはサービスエリアのNEOPASA静岡に到着。料金は10万円に。大西さんは映画俳優として3年活動したが見切りをつけたという。その理由に妻が妊娠するなどし家族ができるためにタクシーを本業にしたと語った。今では孫もいるという。妻はエレベーターガールをしていたと答えた。新小岩駅から10時間が経過。兵庫県六甲アイランドのフェリーターミナルに到着。
フェリーに乗船中はノーカウントとし、さらに先の故郷・佐賀県を目指す。今回乗船したのは阪九フェリーやまと。3階建ての客室はホテルのような豪華な造り。今回利用したスタンダード洋室の料金は車1台+1名で28930円。夕食はビュッフェ形式。ブリのお刺身と小鉢で九州上陸の前夜祭。明朝7時に九州上陸。そして佐賀県へ。虹の松原は約400年前に初代唐津藩主が松を防風林として植えたもの。約4.5kmにわたり100万本の黒松のトンネルが続く。すると車を降りて魚釣りをしていたという町田川へ。映画俳優を目指すきっかけとなった映画館が付近にあったという。実家の旅館は今はもうない。
日本三大朝市の呼子朝市へ。「魚ロッケ」が美味しいという。呼子名物のイカグルグル。天日干しと乾燥を同時に行い、イカのうま味を引き出す呼子の風物詩。呼子は言わずとしれたイカの町。玄界灘で穫れるケンサキイカをはじめ、その鮮度と美味しさは全国に知れ渡っている。お店の方のサービスでサザエを頂いた。白身魚のすり身にパン粉をつけて揚げた唐津っ子のソウルフード「魚ロッケ」。お弁当のおかずで1週間のうち4日~5日は魚ロッケだったという。
