高市首相の国会答弁について、中国側は今後どのように対応するのか。中国から中継。今朝の環球時報では、高市首相の発言に多くの批判が集まっていると伝え、発言を撤回して謝罪し辞任すべきと非難している。高市首相の国会答弁を巡り、中国文化観光省は日本への旅行を当面控えるよう注意喚起している。教育省も日本の治安が不安定とし留学について慎重に検討するよう呼びかけている。今日予定されていた日中共同世論調査の発表は中国側の要請で延期になるなど、日中の共同事業にも影響が出始めている。一方、日本行きの便に搭乗する中国人からは冷静に受け止める声が聞かれた。市民レベルに影響が拡大されないか懸念される中、間もなく北京を訪れる金井正彰アジア大洋州局長と中国側の協議の行方が注目される。
