アメリカの研究では、対象者の嗅覚を検査し5年後の生存を調査したところ、最初の時点で嗅覚を失っていた人は嗅覚が正常だった人に比べて死亡との関連性の強さを表す数値が3倍以上も高くなることが分かった。同様の調査を脳卒中・心不全・糖尿病・がんでも行ったが、嗅覚を失っていた人の方が死亡との関連性が圧倒的に強かった。金沢医科大学の三輪さんによると、嗅覚が低下すると食欲減退など負のサイクルに陥るためだという。嗅覚の低下は気づきにくい。
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