2025年9月11日放送 19:30 - 20:15 NHK総合

あしたが変わるトリセツショー
嗅ぐだけで健康革命!?「鼻」の力を守る全力対策

出演者
市村正親 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。今回のテーマは「鼻のチカラ」。

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うつサルコペニア肺炎認知症
鼻のチカラ 取扱説明書
嗅覚と運動機能のフシギな関係

さまざまな国の18~101歳 17万人分の嗅覚を調査した論文では、嗅覚に異常がある人は22.2%という結果だったと明らかに。高知健康科学大学の講師・箭野さんはにおいを嗅ぐことが健康な人の運動機能にどう影響するかを調べた。すると、しょうゆのにおいを嗅ぐと運動パフォーマンスが上がることが分かったという。番組で行った実験でもその効果が証明された。

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SARSコロナウイルス2高知健康科学大学高知大学高知市(高知)
嗅ぐだけでダイエット!?

富山大学の恒枝さんによると、においを嗅ぐと体脂肪が燃えるという。おなかをすかせたマウスに餌のにおいを嗅がせると、体脂肪に蓄えられていたエネルギーの元が放出される=脂肪が燃えていることが分かった。

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富山大学
嗅覚の衰えは命にかかわる!

アメリカの研究では、対象者の嗅覚を検査し5年後の生存を調査したところ、最初の時点で嗅覚を失っていた人は嗅覚が正常だった人に比べて死亡との関連性の強さを表す数値が3倍以上も高くなることが分かった。同様の調査を脳卒中・心不全・糖尿病・がんでも行ったが、嗅覚を失っていた人の方が死亡との関連性が圧倒的に強かった。金沢医科大学の三輪さんによると、嗅覚が低下すると食欲減退など負のサイクルに陥るためだという。嗅覚の低下は気づきにくい。

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がん心不全糖尿病脳卒中認知症誤えん性肺炎金沢医科大学
におい感知する貴重な細胞を守る!

嗅覚を奪う原因1つ目は慢性副鼻くう炎。嗅覚障害の中で一番多いとされる。その中でも好酸球性副鼻くう炎は早くからにおいが分からなくなり重症化しやすいという。この好酸球性副鼻くう炎は成人になってからぜんそくを罹患した人が発症しやすい。嗅覚を奪う原因2つ目は感冒後。感冒後とは風邪などのウイルス感染の後という意味。感冒後嗅覚障害は回復までに年単位かかる場合もある。

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特別付録

嗅覚障害 受診お助けシートの紹介。

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1日2分!最新の嗅覚ケア術

嗅覚を鍛える鼻ケア術を紹介。嗅覚刺激療法といい、2009年にドイツで提唱された方法。4つの香りを何のにおいか意識しながら15秒嗅ぐ、これを一日2セット行う。レモン・ユーカリ・クローブ・バラで行うものだが、現在、日本人に合ったにおいが研究されている。身近なもので行う場合は、食事やお茶のときなどに好きなにおいを嗅げばいいという。

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アレルギー性鼻炎ドイツバラユーカリレモン兵庫医科大学副鼻くう炎高知大学
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

次回予告

次回予告が流れた。

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