諸我さんのドル円予想レンジは154.00円~155.00円。諸我さんは「金曜日はリスクオフが一旦おさまったことでドル円相場は再び最高値圏まで上昇。中東情勢には警戒が必要。イスラエルからの追加攻撃やイランからの報復。ホルムズ海峡閉鎖となると景気に赤影響を与える」などと述べた。注目ポイントは「日銀の国債買い入れ減額への期待」。諸我さんは「今週末の日銀会合を控えて、国債買い入れ減額への期待がドル円相場の上値抑制要因になる。今週の日銀会合では円安への対応もあり、何らかの方針が示される可能性はある。減額自体はいつでも実施できる状況。市場の急変動を避けるため、日銀は事前に減額についての方針を示すと考えられる。減額が行われた場合のドル円相場について。円金利には上昇圧力がかかりやすく、ドル円相場の上値は徐々に重くなるとみている」などと述べた。