日銀は今週、金融政策決定会合を開く。会合では追加の利上げをどう進めるか、国債買い入れの減額について議論する見通し。日銀は発行された国債の半分以上を保有しており、月間6兆円程度のペースで買い入れている。もし減額を決めると、国債価格は低下するが金利は上昇するとみられる。それにより円が買われて円安の抑制になる可能性がある。一方、日銀法では「金融政策は為替をターゲットにしない」と定められており、「円安対策のために国債買い入れの減額を行うべきではない」との意見も根強い。
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