上昇が続いている金の価格が初めて2万2000円台をつけた。田中貴金属工業がきのう公表した1gあたりの金の小売価格は先週金曜日より618円高い2万2326円となった。午後もさらに値を上げ、2万2463円となっている。アメリカのトランプ大統領が10日、自身のSNSで中国からの輸入品に100%の追加関税を課すなどと表明したことを受け、市場では米中の貿易摩擦が再燃したとの見方が広がった。この影響で比較的安全な資産とされる金の需要が高まり価格が上昇している。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.