太平洋でとれるクロマグロの漁獲枠について、大型魚は1.5倍、小型魚は1.1倍の増加で合意した。きのうまで北海道釧路市で開かれた国際会議には日本を始め、米国、韓国といった16の国や地域などの代表が参加した。日本近海を含む中西部の太平洋でのクロマグロの漁獲量について、資源の回復を受けて日本は大型魚で2.3倍、小型魚で1.3倍に増やすことを提案したが、資源増加の流れを変えるべきでないという声が多く、大型魚は1.5倍、小型魚は1.1倍の増枠で合意した。小型魚の増枠は漁獲規制が設けられた2015年以降初めて。12月に正式決定すれば来年から適用される。