北海道・長万部町から中継。北海道はホタテの水揚げ量が日本一。長万部の沖も養分がとても多いということで養殖が盛ん。湾宝というブランドホタテを町をあげて養殖している。こちらの養殖スタイルは耳吊り。小さい穴がホタテの耳と呼ばれる部分に開いているのが分かる。機械で1mmくらいの穴を開ける。ロープにプラスチックのピンが等間隔に刺さっている。そこに1枚1枚刺していく。ロープは13mで200枚のホタテがある。早い人だと1本10分くらいで完了するそう。この作業をホタテが弱ってしまうので時間をかけずに行う。そして海にロープを吊るす。1年かけて成長する。耳吊り方式は1枚1枚が重ならない。そのためプランクトンを沢山食べることができてホタテが大きくなる。耳吊り前のものと比較すると一目瞭然。長万部町では3・4・5月で2億枚のホタテを養殖する準備をする。そのため春休みになると高校生も手伝う。去年耳吊りしたホタテが食べ頃を迎えているということで試食。「醤油をかけなくても海水の塩気だけで旨味が凄い」とコメントした。