間もなく政府主催の全国戦没者追悼式が開かれる日本武道館から中継。今年は遺族ら約3000人や天皇皇后両陛下、政府関係者らが参列している。参列した遺族の最年長は去年に引き続き98歳の長屋昭次さん。8歳離れた兄の保さんは出征先の中国で肺結核のため亡くなった。長屋さんは「一つの節目です。空襲を受けたことと戦時中の厳しい訓練を今でも忘れられません」と話した。また、今年初めて戦後生まれの参列者が全体の5割を超えた。参列者の最年少は3歳の片山純矢君で、曾祖母の伊藤早苗さんと一緒に参列。式典では正午に黙とうが捧げられる。
