荒れた中学時代を過ごした愛美さん、歌手になれると言われたが、用意された仕事はセミヌードのモデルだったという。その後19歳で結婚し21歳で離婚した。AV女優を経て23歳でストリッパーデビュー。その後は騙されて借金を背負わされたり、AV復帰するなどしたが、37歳で子宮がんを患い、7年の闘病を経て復帰した。長いキャリアと闘病、愛美さんの体はボロボロだった。しかし愛美さんはステージを降りない。その理由はかわいがっている後輩の浜崎るりさん。「ビューティーシスター」と称して2人でステージに立っている。愛美さんはるりさんを娘のように感じている。ただるりさんは愛美さんの体を気遣い「早く辞めてほしい」と考えているという。そんな愛美さんのステージに感動したという38歳のユキさん、現在はコンビニでアルバイトをしているが、以前は家族を助けるために風俗の仕事をしていたのだという。愛美さんに惹かれる理由をユキさんは人柄や今までの経験だと語る。愛美さんのもとには多くのファンレターが届けられる。想いのつづられた手紙を見て、愛美さんは「辞めないで」という言葉に対する答えを詰まらせてしまうという。
2021年12月、愛美さんは北九州市にいた。ストリッパーは1回の公演で10日ほどステージに立つ。10日ごとに移動することになるのだ。長崎に住んでいるスーさんは北九州での公演に駆けつけた。愛美さんの出番後はホテルに戻る。愛美さんはスーさんが余命宣告を受けていることを知っていた。
2021年12月、愛美さんは北九州市にいた。ストリッパーは1回の公演で10日ほどステージに立つ。10日ごとに移動することになるのだ。長崎に住んでいるスーさんは北九州での公演に駆けつけた。愛美さんの出番後はホテルに戻る。愛美さんはスーさんが余命宣告を受けていることを知っていた。