穴水町の避難所で、被災者の声に身をかがめ耳を傾けられる天皇皇后両陛下。河西氏は、上皇・上皇后が築き上げてきた国民との向き合い方がキッカケと分析。民間から入ってきた美智子さまは、顔を近づけて国民と接するということをしている。1986年に三原山の噴火があった時に、その時は当時皇太子さまも膝をついて被害者と話をしているという状況が見受けられる。夫である皇太子が感化され同じような形で膝をついて国民を合わせていくという行動に変わっていったと分析。著書「旅する天皇」によると、上皇上皇后両陛下は平成30年間でほぼ地球15周半を移動し、この形を築き上げてこられた。令和になり、被災地訪問にも変化が感じられるという。段ボールの上に座って被災者がいて天皇陛下のほうが見上げているという状況になっているのが今回の特徴だという。