半田は、競輪選手への転身を目指した理由について、円盤投げで自分自身の限界を感じ、ガールズケイリンなら、これまで自分の培ってきたパワーや能力を生かせるのではないかと思ったなどと話した。養成所での生活は、授業料など約150万円の費用がかかる。会社を辞めて、収入のない半田は、記録会に挑戦した。年3回実施され、4つの距離でタイムを測定する。成績によって、色の異なる帽子がもらえ、一番上のゴールデンキャップを獲得すると、20万円の報奨金がもらえる。ゴールデンキャップを3回獲得すると、ボーナス100万円が出て、養成所の費用を全額賄える。半田は、4つのうち3つの距離で、ゴールデンキャップの基準タイムをクリアし、最後の2000mに挑戦した。