続いて『今夜も生でさだまさし』でおなじみの放送作家・井上知幸さん。さだまさしの魅力について「人の意表をつくところ、裏切るところ、全部ふくめてずるいところが魅力」とした。井上さんが選んだのは『関白宣言』を元に作られた『関白失脚』。井上さんは「関白宣言した男がどんどん現実に向き合って、奥さんの尻に敷かれて虐げられていく様が描かれていて、聴き進むと家庭と家族を守るために頑張っているかっこいいヒーローが現れ、最後は“がんばれ がんばれ”の大合唱でみんなに送るエールの歌になっていく」と紹介した。さだは「関白宣言が流行っているころからステージでシャレでやっていた。お客さんから言われ続きを作ると情けないお父さん像が出てきて、3コーラス目の“がんばれ がんばれ”はお父さんが自分に言っているがお客さんに受け入れられた」と話した。
さだまさしは『鶴瓶の家族に乾杯』で震災発生から51日後に石巻を訪問。笑福亭鶴瓶さんとともに避難場所になっていた寺を訪問して歌を披露。その時に「“がんばれ”やって」とリクエストされ『関白失脚』を披露した。当時の映像を見てさだまさしは「このあと大人たちは泣くが、子どもたちは笑っていた。歌ってこういうシーンに出くわすことがあるんだと衝撃を受けた」と話した。
さだまさしは『鶴瓶の家族に乾杯』で震災発生から51日後に石巻を訪問。笑福亭鶴瓶さんとともに避難場所になっていた寺を訪問して歌を披露。その時に「“がんばれ”やって」とリクエストされ『関白失脚』を披露した。当時の映像を見てさだまさしは「このあと大人たちは泣くが、子どもたちは笑っていた。歌ってこういうシーンに出くわすことがあるんだと衝撃を受けた」と話した。