9日、アメリカのトランプ大統領は、アメリカに輸入される鉄鋼やアルミニウムに対し、全ての国を対象に25%の関税を課すことを10日に表明すると明らかにした。また、貿易相手国がアメリカ製品に課している関税をアメリカ側も同じように課す「相互関税」の導入を11日か12日に表明すると明らかにした。詳細は明らかになっていないが全世界が対象とみられ即座に発効するとしている。トランプ政権は発足以降、10%の追加関税を課した中国など特定の国を対象に関税を増やす姿勢をとってきたが、今回の関税措置が実施されれば、全世界に対象が広がることになり世界経済への影響が懸念される。