「トランプ関税でアメリカに輸入される鉄鋼・アルミの追加関税は従来の25%から何%に引き上げられた?」の答えは「 50%」。関税は輸入業者が国に納めるものなので、輸入業者にとっては自分たちが負担をするか製品価格に上乗せする。なぜ関税を上げるのか、理由の1つは国内の産業を守ること。高い関税をかけることで輸入品の価格が高くなり、アメリカの人たちは国内製品を買おうとする。また国の税収が増える。さらにトランプ大統領は国内産のものが売れることによって工場などの稼働率が上がり、新たな雇用が生まれると考えている。しかし経済の専門家の多くは、関税を上げるとアメリカ経済が悪化すると指摘している。関税が上がることで企業の業績が悪くなる、あるいは商品に上乗せした場合物価が上昇しインフレになる。またアメリカの自動車産業は海外から輸入している鉄鋼を使っているため、すでにアメリカ車の販売価格が上昇している。