南米アマゾンの先住民、ヤノマミ民族のリーダーのダビコペナワさん。ヤノマミは今も3万人ほどが森で外部との交流を殆ど持たずに暮らしている。そのダビさんがこの程初来日、ヤノマミの人たちの現状について語った。シャーマンでもあるダビさんは今回ヤノマミを紹介する写真展「KYOTOGRAPHIE(京都国際写真展)」の特別ゲストとして招聘された。今ヤノマミの暮らしを脅かす事体が進行、ダビさんがその実態を訴えた。金の違法採掘による環境汚染の影響で健康被害が拡大。マラリアなどが流行しこの5年間で500人以上の子どもが亡くなったという。また熱帯雨林が切り開かれヤノマミの住まいや狩りの場が失われているという。人口増加しているからやむを得ないことだという意見が学生出された。食糧は都市のために作られているというダビさん。ブラジル国内だけでなく、よその国をもうけさせるためだという。われわれ民族は森を見る。たとえ今はこのやり方でうまくいっているように見えても、将来的に一体どうなるのか、世界中で耕す土地がなくなってしまうのではないかとダビさんがいう。土地を守るための知恵を学んでほしいとメッセージを送った。ダビさんは開発する側から命を狙われることもあるという。日本人は自然を敬う気持ちを大切にしてほしいとコメントした。
住所: 大阪府泉佐野市泉州空港北1
URL: http://www.kansai-airport.or.jp/
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