番組では7年前、抹茶好きという米テキサス州在住のマリーさんを日本に招待。京都・和束町を訪れた。お茶の一大産地で、その美しい茶畑の景観は京都府景観資産第1号に登録された。和束町は昼夜の寒暖差が大きく冷涼な気候のため、鎌倉時代から茶葉の栽培で栄えた。マリーさんが訪ねた5月は新茶の茶摘みシーズン。和束町で3代続く茶農家の北恭子さんが、マリーさんを迎え入れた。敷地には築50年の古民家があり、民宿も経営している。マリーさんは北さんと一緒に、車で5分の茶畑へ。抹茶に欠かせない寒冷紗を使った覆下栽培などを見学した。覆下栽培で育ったお茶の新芽を蒸して乾燥させたものを碾茶といい、碾茶を石臼で細かく挽けば抹茶になる。お茶の旨味成分のテアニンは、日光が当たるとカテキンという渋みの成分に変わるため、新芽が出る1か月ほど前に覆をかけてうま味と甘みがより残るようにする。また日に当てないことで葉が薄くなり、石臼で挽きやすくなる。
北さんの茶摘みは機械刈りで、木の一番上の新芽だけを丁寧に刈り取る。新芽より下の硬い葉を刈ると、味に影響が出る。新芽だけを摘むには、0.1mm単位で機械を操作するという。マリーさんもお手伝いした。お茶のいれ方も教わる。茶葉の旨味・渋みのバランスを左右するのはお湯の温度。お湯を湯呑みに移しながら最適な温度に下げていく作業が重要。
北さんの茶摘みは機械刈りで、木の一番上の新芽だけを丁寧に刈り取る。新芽より下の硬い葉を刈ると、味に影響が出る。新芽だけを摘むには、0.1mm単位で機械を操作するという。マリーさんもお手伝いした。お茶のいれ方も教わる。茶葉の旨味・渋みのバランスを左右するのはお湯の温度。お湯を湯呑みに移しながら最適な温度に下げていく作業が重要。
住所: 大阪府泉佐野市泉州空港北1
URL: http://www.kansai-airport.or.jp/
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