きょうのテーマは「電力設備投資」。木野内さんは「日本が持続可能な経済発展を続けていくには電力設備投資が必要不可欠。大きな金額が動くので株式のテーマとしても面白いので紹介したい。2050年に向けた電力需要の1つの試算では世帯数の減少や省エネなどによって減少する。高齢化でオール電化も進むと見込まれたが電力需要は減少と捉えられていた。ところがここへ来てデータセンターや水素製造など新しい電力需要が出てきて上向いていく予想になってきた。もっと電力需要が増えてもおかしくないのが今の見通し。化石燃料の場合はCO2の排出の面があるのでサスティナブルではないが、加えて日本の貿易収支の観点で見てもサスティナブルではない。今後必要なのは鉱物性燃料の輸入数量を減らすこと。それと同時に日本は黒字をかせぐことがサスティナブルな貿易収支には必要だと思う。サスティナブルな貿易構造に必要なことは再エネの活用、原発の活用、黒字拡大。」などと述べた。