阪神淡路大震災が発生してから30年となる、来年1月17日に神戸市で開かれる追悼の集いで明かりがともされる竹灯籠の制作が、きょうから鳥取市で始まった。神戸市中央区の東遊園地では毎年阪神淡路大震災が発生した1月17日に竹の灯籠に明かりを灯し、犠牲者を追悼するつどいが開かれている。鳥取市にある県東部森林組合では新聞記事で集いで使われる竹灯籠が不足していることを知ったことをきっかけに、2021年から竹林整備で伐採した竹で作った灯籠を神戸に送っている。竹灯籠の制作は来月下旬まで続き、今回はこれまでで最も多い800個を制作し来年1月に神戸に向けて発送されるという。