先ほど行われた新春の風物詩「福男選び」。兵庫・西宮神社の参道約230mを駆け抜け本殿に早く到着した1番から3番までがその年の福男に認定される。今年の一番福に選ばれたのは高校2年生の大岸史弥さん(17歳)。二番福は小松勇輝クワァベナさん(21歳)、三番福・矢吹彰大さん(22歳)。今年の福男選びでは裏方として参加する男性の背中に「能登」の文字が。この男性は能登半島地震の被災地から招かれていた。来週の17日で阪神淡路大震災から30年。いま地震からの復興を目指す能登の人たちと力を合わせ福を届けたい。その声に賛同し東日本大震災の被災地から駆け付けた人たちも。石川・珠洲市で神社が被災した須受八幡宮権禰宜・小林隼也さんが担ったのは開門前に門を支える役目で「能登の復旧復興への扉を開けるぞという思いで」と話した。