図画工作の教員・前有香さんは震災の経験を生かした授業を毎年行っている。授業ではハサミとゴミ袋を使用し、避難所では何が必要か知恵を絞ってアイデアを形にする。限られた状況で発想力を発揮することを大切にしている。前さんは31年前初めての子育て中に東灘区の自宅で被災し3ヶ月間避難し自宅に戻ったが、様変わりした街に強いショックを受けたという。当時前さんの呼びかけで200人を超える親子が集まり、知恵を出し合い安全な遊び場を作った経験が授業の元になっている。前さんは「色々な困難に打ち勝つ(力)を子どもたちが身につけたらいいなと思う」などと語った。
