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「防災100年えほんプロジェクト」 のテレビ露出情報

神戸市の「人と防災未来センター」でお披露目された防災を題材にした絵本。災害の記憶・教訓を絵本にして広く語り継ごうと始まった「防災100年えほんプロジェクト」ではこの春3冊の作品が生まれた。「たったひとつのやくそく」は津波に備え、家族がバラバラになっても高台へ逃げる「津波てんでんこ」という東北の三陸地方に伝わる教えがテーマ。絵を担当した金澤さんは神戸市で絵本作家として活動しており、自身も29年前に阪神・淡路大震災を経験した。金澤さんは今回のプロジェクトで寄せられた原案のうち、「津波てんでんこ」に関する物語に心を動かされ「ぜひ絵を描きたい」と参加を決めた。リアリティのある絵にしたいと金澤さんは物語のモデルにもなっている三陸沿岸を訪れた。小さな子供が避難するために神社への階段を登るのはどれほど大変なのか、海と高台の位置関係がどうなっているのかなど地元の人に話を聞いたり、何度も登ったりして確かめた。現地で見聞きしたことを踏まえ色合いにもこだわった。この日、金澤さんは完成したばかりの絵本で初めての読み聞かせを行った。金澤さんは「ご家庭それぞれの最適解の防災を避難方法など話し合ってもらえたら嬉しい」と話す。100年先まで伝えたい災害の教訓。絵本の力で未来へ届ける。

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