神奈川県横須賀市の防衛大学校に潜入取材。防衛大学校は幹部自衛官になるために通う防衛省の組織。卒業したら全員が幹部候補生となる。制服は自衛官っぽい感じだった。話を聞いた学生はパイロット志望で海外で働きたいので選んだと語ってくれた。入校は狭き門だという。実弾を使った訓練を取材。銃を持っての行進は1歩の距離が75cmと決まっている。腕を振る角度も決まっていてそれも練習しているという。制服の名札は航空自衛隊(の候補生)が青、陸上自衛隊が茶色、海上自衛隊が紫。座学は一緒に受ける。陸上自衛隊の訓練は15kgの背嚢を背負い、半長靴を履いて40km歩く。どんなにキツイ訓練も男女同じだという。月1で2000人が一同に昼食をとる「一斉喫食」がある。上下級生が一緒に食べることでコミュニケーションが取れるという。毎週月曜のメニューはカレーだが、その他の日は毎日違う料理が出る。学生の衣食住の費用は税金で賄われ、毎月約12万円が支給される。