随意契約での備蓄米売り渡しの対象になるのは見込みも含め年間1万トン以上(見込含む)のコメの取り扱いがある大手小売業者。売り渡し数量は30万トンで買い戻しは求めないとしている。売り渡し価格は60キロあたり1万1556円(税込)で店頭価格では5キロあたり2160円程度の見込みを想定。小売業者が引き取るまで運送費は国が負担するとしている。また、業者には8月末までに売り切る量を申し込むよう求めている。申し込みは農林水産省のホームページに掲載されているメールアドレスに送る形で毎日先着順で受付契約、販売を行う。このあと午後4時から随意契約を希望する業者向けのオンライン説明会が開催される予定。また、農林水産省は高騰するコメの価格対策を強化するために「米対策集中対応チーム」を立ち上げた。対策チームは40人からなり、地方を含めて500人。トップは次官が務める。