楽天証券経済研究所の香川さんの日経平均予想レンジは33,100円~33,400円。今日の東京市場は底堅くももみ合いで始まりそう。ただ雇用統計の発表を控えており、見送り感が株価の上値を抑える可能性があるとのこと。注目ポイントは「アメリカ株式変動による影響」で、「S&P500指数とシカゴ連銀が公表している金融環境指数の推移を見ると、12月には2022年3月の利上げ開始以前の水準に低下して、年末のアメリカ株高を支えてきたことが分かる。S&P500の過去30年における季節的傾向を見ると、昨年は市場の経験速度より秋冬高となったが、年末高の反動で年明けは利益確定売りにおされ、上値が重くなった。年末はテクニカル指標や消費者心理に過熱感がみられたことで、年明けはガス抜き相場が想定される」、「ナスダック100の業績見通しは昨年始まった生成AIブームの収益化を折り込むメガトレンドにより、最高益更新が見込まれている。今年はデフレからの脱却、経営改革の進展、企業業績の増益基調への期待が確信に変わる可能性に注目している」などと話した。